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携帯電話各社は、ことしから光回線並みの速度でデータをやり取りできる新しい高速通信サービスを本格的に始めることになり、スマートフォンの急速な普及に伴って問題となっている「つながりにくさ」の改善にも役立つのではないかと期待されています。 インターネットなどを手軽に使えるスマートフォンが急速に普及していますが、1人当たりのデータの通信量が急増するため、通信回線が混雑してつながりにくくなるという問題が生じています。こうしたなか、携帯電話各社はこれまでより5倍程度速い光回線並みの速度でデータをやり取りできる新しい高速通信サービスの提供を、ことしから本格的に始めることにしています。このうち「NTTドコモ」は、すでにスマートフォン向けに3大都市圏でこのサービスを始めており、ことしは対応エリアを全国の主要都市まで拡大することにしています。また、「KDDI」は、ことし12月の導入に向け通信設備の整備などを急ぐことにしており、「ソフトバンク」も平成24年度中に導入したいとして準備を急ぐことにしています。各社は、こうした高速通信サービスの利用が広がれば、スマートフォンで生じている「つながりにくさ」の改善にも役立つことになるとして、普及を急ぐことにしています。これについて、UBS証券の梶本浩平アナリストは「通信速度が飛躍的に向上することで動画をスムーズに見られるようになるなど、ユーザーが感じるつながりにくいという不満は解消に向かうのではないか」と話しています。 |