Step1 : このN／そのN／あのN

この その あの

N

　［図１］

　○：話し手

　●：聞き手

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［図２］

(1)この部屋は２ 年生の教室です。

(2) その本はわたしのです。

(3)先生はあの人です。

これだけは覚えよう

１　｢この／その／あの｣は指示詞です。「この／その／あの」は特定のＮをさし示します。

(1)この部屋は２年生の教室です。

(2)その本はわたしのです。

(3)先生はあの人です。

２　話し手と聞き手が同じ位置でものを見る状況で、｢この／その／あの｣の領域は、［図 1 ］のようになります。近い領域の N を「この N 」、遠い領域の N を「あの N 」、中間の領域の N を「その N 」でさします。

３　話し手と聞き手が異なる位置に立つ状況で、｢この／その／あの｣の領域は、［図 2 ］のようになります。話し手の周囲の領域にある N は「この N 」、聞き手側の領域にある N は「その N 」、両方から遠い領域にある N は「あの N 」でさします。

４　 N を修飾することばがある場合の語順に注意しましょう。

(4)あのきれいな女の人は山本さんです。

(5)その大きいかばんはわたしのです。

５　指示詞のまとめは、「どれ／どこ／どのN」 の表を参照してください。

(1)この部屋は２年生の教室です。

(2)その本はわたしのです。

(3)先生はあの人です。

(4)あのきれいな女の人は山本さんです。

(5)その大きいかばんはわたしのです。