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アメリカが人権侵害だとして国際社会から批判を受けているグアンタナモ収容所に最初の外国人が収容されてから10年になるのに合わせ、アメリカのホワイトハウス前では、収容所の閉鎖を求めるデモが行われました。 キューバにあるグアンタナモ収容所は、2001年の同時多発テロ事件のあとアメリカがテロとの関係が疑われる外国人を拘束して取り調べを行っており、今もおよそ170人が収容されています。アメリカの首都ワシントンでは、11日、最初の外国人が収容されてからちょうど10年になるのに合わせ、数百人もの市民が参加して抗議デモが行われました。参加者らは「グアンタナモを閉鎖せよ」と書かれたプラカードを掲げたり、「人権を守れ」と叫んだりしながら、ホワイトハウスから連邦最高裁判所までの道をデモ行進しました。参加した女性は「グアンタナモ収容所は国際法に違反している。政府や裁判所に強いメッセージを送りたい」と話していました。ヨーロッパでも、ドイツやベルギーなどでグアンタナモ収容所の閉鎖を求める抗議集会が開かれました。オバマ大統領は、2009年の就任直後に1年以内に収容所の閉鎖を命じる大統領令に署名しましたが、議会の反発などもあって、いつ閉鎖できるのかめどは立っていません。 |