ことし夏のロンドンオリンピックで、日本選手団が表彰式などで着る公式のスポーツウエアが発表されました。

東京・北区のナショナルトレーニングセンターで行われた発表会では、体操の内村航平選手やレスリングの吉田沙保里選手など６人の選手がモデルを務めました。公式のスポーツウェアは、国内のスポーツ用品メーカー３社が制作したウインドブレーカーやウォームアップスーツ、それにＴシャツなどで、大会期間中、選手が表彰式や記者会見に臨む際などに着用します。ウォームアップスーツは紺を基調に、日の丸の白と赤がアクセントとして袖口などに取り入れられています。また、ウインドブレーカーは左胸に大きく「日本」の文字があしらわれ、寒暖の差があるロンドンの気候を考慮して、袖やひざの部分の取り外しができる構造になっています。モデルを務めた内村選手は「新鮮な気持ちになったし、オリンピックに向け実感が沸いてきた。団体での金メダルを目標に、自分のできることを精いっぱいやっていきたい」と話していました。また、吉田選手は「格好がいいし、着心地も最高です。日本をスポーツで盛り上げ、元気を与えられるように、しっかり３連覇したい」と話し、オリンピックで３大会連続の金メダル獲得を誓っていました。