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オウム真理教の元幹部、平田信容疑者をかくまっていたとして逮捕された元信者の女が出頭した際、現金およそ800万円を持っていたことが分かりました。弁護士によりますと、この中には、平田容疑者が当初、教団側から受け取った逃走資金の一部が含まれている可能性もあるということで、警視庁は、現金の出どころについて調べることにしています。 オウム真理教の元信者の斎藤明美容疑者(49)は、教団の元幹部の平田信容疑者を東大阪市内のマンションの部屋にかくまって逃亡を助けていたとして、犯人隠避の疑いで逮捕されました。斎藤容疑者は出頭の際、偽名で契約していた携帯電話や平田容疑者の失効済みの免許証などを提出したことが分かっていますが、さらに現金およそ800万円を持っていたことが警視庁への取材で分かりました。これまでの調べに対し、斎藤容疑者は「逃亡中は、自分が喫茶店や旅館などに勤め、12年ほど前からは東大阪市の整体院に勤めて生活資金を得ていた」と供述しているということです。また、出頭に付き添った滝本太郎弁護士によりますと、800万円の中には斎藤容疑者の収入のほか、平田容疑者が平成7年に教団から受け取ったとされる逃走資金の一部が含まれている可能性もあるということで、警視庁は現金の出どころを調べることにしています。一方、斎藤容疑者が平田容疑者をかくまっていたとみられる東大阪市のマンションの部屋から、平田容疑者の指紋が検出されたことが、捜査関係者への取材で分かりました。警視庁は、平田容疑者の居住の実態が裏付けられたとして、逃亡中の生活実態やほかの教団関係者との接触の有無を調べることにしています。 |