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アメリカ大統領選挙の共和党の候補者選びで序盤戦の山場となる北東部ニューハンプシャー州の予備選挙は、ロムニー前マサチューセッツ州知事が勝利を確実にしました。 ニューハンプシャーでは10日、共和党の大統領候補を選ぶ予備選挙が行われ、日本時間の午前9時から開票作業が始まっています。アメリカ・ABCテレビは、事前の情勢取材や当日の出口調査の結果、中道寄り穏健派のロムニー前マサチューセッツ州知事が勝利を確実にしたと伝えました。ロムニー氏は、支持者の前で演説し、「今夜、われわれは歴史をつくった」と述べて指名獲得に自信を見せたうえで「オバマ大統領は刻一刻と終わりに近づいている」と述べました。集計率は28%で、ロムニー氏が36%、政府の役割を最小限にとどめる「小さな政府」を主張する保守派のロン・ポール氏が24%、穏健派でニューハンプシャー州に運動を集中させたハンツマン前中国大使が17%、ギングリッチ元下院議長と、初戦のアイオワで健闘したサントラム元上院議員が10%で並んでいます。ABCテレビは、ポール氏の2位、ハンツマン氏の3位も確実だと伝えています。ニューハンプシャー州はロムニー氏が知事を務めたマサチューセッツ州に隣接し、事実上の地元と言えるうえ、組織力でも他の候補者を上回っていました。ロムニー氏は、初戦のアイオワに続いて連勝したことで、指名獲得に向けてさらに勢いを増しています。共和党の大統領候補者選びで、アイオワ州とニューハンプシャー州で序盤戦が行われるようになって以来、2つの州で相次いで勝利を収めたのは、今回のロムニー前マサチューセッツ州知事が、初めてです。共和党の大統領候補者選びは、1980年以降、アイオワ州とニューハンプシャー州で序盤戦が戦われています。しかし、2つの州で相次いで勝利を収めたのは、今回のロムニー氏が初めてです。一方、民主党の大統領候補者選びでは、2004年にケリー上院議員が、アイオワ州とニューハンプシャー州で相次いで勝利を収め、その後、民主党の大統領候補者に指名されています。 |