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课文 五重の塔の秘密 2013年4月6日(土)奈良旅行① 先週、法隆寺の五重の塔を見てきた。 中国にいたころから、日本の古い建物に興味があったが、日本の五重の塔の不思議な構造を知ってからというもの、いつか法隆寺を訪れて実物を見てみたいと思っていた。法隆寺は、7世紀に建てられた世界最古の木造建築として有名た1993年に、日本で初めて世界文化遺産に登録されている。五重の塔は、法隆寺西院の中門を入って、すぐ左側にあり、これもまた世界最古の木造塔だ。高さは32.55mある。その昔、境内に入ることができない庶民が、離れた場所からでも参拝できるように、このような高さに設計されたそうだ。当時としては、さながら現代の超高層ビルといったところだったのだろう。 実は、地震の多い日本で、歴史上、五重の塔や三重の塔が倒れたという記録はほとんどない。調べてみると、日本の五重の塔は、特殊な構造をしていることが分かった。五重の塔が倒れない秘密は、どうやらこのことに関連しているらしい。 その秘密はこうだ。 外観から見ると、五重の塔は一見5階建てに見える。しかし、実際は5つの建物を下から1つずつ重ね上げた構造になっている。ちょうど「おわん」をひっくり返して、5つう積み重ねたようなイメージだ。建物には、普通の建築にある柱は見られず、ただ1本の心柱が上から下まで通っているだけだ。わたしは、初め当然これが建物全体を支えていると思っていた。だが、そうではなかった。なんとも信じがたい話だが、心柱は5つの層どれとも結合しておらず、心柱と各層の構造の組み立て部分には、すき間さえ空いているというのだ。 では、五重の塔はどのように組み立てられているのか。実は柱や梁、軸部は、ほとんど釘を使わず、凸状の突起が凹状の穴に差し込まれている。しかも、接合部分には心柱同様、わずかなすき聞が空いている。 五重の塔全体にはこのような接合部分が1,000か所ほどあり、地震の際、このすき間と木が持つ独特のしなりが、地震のエネルギーを軽減する役割を果たしている。また、それだけでなく、5つの層が重なっていることで、地震のエネルギーが下から上へ伝わりにくく、建物がゆっくり揺れるような仕組みになっている。もっとも、大きな地震が起きれば、バランスを崩して塔全体が倒壊するおそれがある。しかし、心配は無用だ。大きな揺れで飛び出しそうになる各層が、心柱に当たることによって押し戻され、塔が一方に倒れないようになっているのだ。 法隆寺の五重の塔にはまだまだ解明されていない謎が多い。ただ今回、五重の塔を間近に見ることで、日本建築のすばらしさと奥深さを再確認した。このプログを通して、大勢の人に、伝統文化や伝統技術のすばらしさを伝えていきたいと思う。なぜなら伝統技術は後世に継承してこそ意味があるからだ。小さな活動かもしれないが、このようにして、先人たちの知恵や技術が受け継がれることを祈っている。 この記事へのコメント 1.Huameiさんより 2013年4月8日 22:07 何偉明さん、こんばんは!「五重の塔の秘密」読みました。1300年以上も昔に、こんな合理的な建築物があったなんて驚きました。わたしもいつか見に行きたいです。 2.何偉明さんより 2013年4月9日 17:54 >Huameiさん、お久しぶりです。日本は、地震が多い国だから、このような技術が発達してきたんですね。現代においても、日本では建物を設計する段階から、「耐震基準」が設けられていて、建物が倒壊しないように、さまざまな装置が開発されているんですよ。 3.Taroさんより 2013年4月12日 15:15 昔の技術と思いきや、なんと東京スカイツリーにも応用して使われている技術らしいですね。こうやって、後世に受け継いでいきたいものです。 新出語彙2 うまれ(生まれ) [名] 出生 けんちくし(建築士) [名] 建筑师 ブログ [名] 博客 かいめい(何偉明) [专] 何伟明 けんぶんろく(見聞録) [名] 见闻录 けんぶん(見聞) [名·サ变他] 见闻 せかいぶんかいさん(世界文化遺産) [名] 世界文化遗产 さいいん(商院) [专] (法隆寺)西院 ちゅうもん(中門) [名] 中门 とう(塔) [名] 塔 けいだい(境内) [名] (神社、庙宇的)院内、院落 しょみん(庶民) [名] 平民、庶民 さんはいする(参拝~) [名·サ变自] 参拜 さながら [副] 相当于、宛如、如同 さんじゅうのとう(三重の塔) [名] 三重塔 どうやら [副] 多半、大概 がいかん(外観) [名] 外观 いっけん(一見) [副] 乍一看、相看 ひっくりかえす(ひっくり返す) [动1自] 倒扣、翻过来;弄倒、推翻 つみかさねる(積み重ねる) [动2他] 累积起来、摞起来 しんばしら(心柱) [名] 中心柱 だが [连] 可是、但是 そう(属) [名] 屋、屠虫 けっごうする(結合~) [名·サ变自他] 结合 くみたて(組み立て) [名] 结合、构成、结构 ぶぶん(部分) [名] 部分 すきま(すき間) [名] 缝隙 はり(梁) [名] 梁 じく(軸) [名] 轴 くぎ(釘) [名] 钉子 とつ(凸) [名] 凸 とっき(突起) [名·サ变自] 突起、隆起 おう(凹) [名] 凹 さしこむ(差し込む) [动1他自] 插入、扎进、绞痛 せつごう(接合) [名·サ变他] 接合、连接 しなり [名] 柔韧性 けいげんする(軽減~) [名·サ变自他] 减轻 かさなる(重なる) [动l自] 重叠 ゆれる(揺れる) [动2自] 揺晃、揺摆 むよう(無用) [名·形2」没必要、无需 おしもどす(押し戻す) [动1他] 推回去 なぞ(謎) [名] 谜 ただ [连] 但是、可是 まぢか(間近) [名形2」临近、接近、眼前 なぜなら [连] 因为、原因是 こうせい(後世) [名] 后代、后世、将来 けいしょうする(継承~) [名·サ变他] 继承 せんじん(先人) [名] 前人、先辈 ちえ(知恵) [名] 智慧 だんかい(段階) [名] 阶段、步骤 きじゅん(基準) [名] 基准 おうようする(応用~) [名·サ变他] 应用、运用 こんばんは 晚上好 ~か国語(こくご)~种语言 ~録(ろく) ~录 ~建て ~层 |
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课文解说1 1.课文特点 [博文] 课文的场景设置是虚构人物“何伟明”的博客。何伟明是出身干上海的一位建筑师,在日本开了家设计事务所。因工作关系,出差时参观传统的的建筑物,并将各种各样的见闻在自己的博客中进行介绍。博客有中文版和日文版,课文选取的是日文版。 课文内容是从一个专业建筑师的角度,结合相关的专业知识,介绍了去奈良参观法隆寺时看到五重塔的感想和自己的感情。因此,在使用了一些专业术语及文章体表达的同时,由于意识到读者的存在,也使用了一些较随便的表达方式。尤其是博客上的客人留言及博主的回应,可以说是博客上的对话,既是文字的沟通,也较多地使用了较随便的口语表达方式。 ——日本の五重の塔の不思議な構造を知ってからというもの、いつか法隆寺を訪れて実物を見てみたいと思っていた。 2.~てからというもの “~てからというもの”意思是完成某种行为,发生某种变化后一直持续的某种状态。 △友人から万里の長城に行った時のことを聞いてからというもの、いつかわたしもとの目で見たいと思っていました。 (自此听说朋友去万里长城的情况后,就一直想哪天自己也能亲眼去看看。) △近くに工場ができてからというもの、この付近は悪臭がひどい。 (自从附近建起工厂之后,这一带的恶臭就很严重。) ——当時としては、さながら現代の超高層ビルといったところだったのだろう。 3.さながら “さながら”与“まるで”(初级第46课)一样,表示比喻,意思是“正如”。以“さながら+名詞+のようだ/のように”“名词+さながらに+动词”的形式使用。用于句尾时可以直接用“さながら~だ”的形式结束句子。 △彼は民衆から大きな歓迎を受けた。さながら英雄のようだった。 (他受到了民众的热烈欢迎。就像是个英雄一样。) △彼は英雄さながらに大きな歓迎を受けた。 (他像英雄一样受到了热烈欢迎。) △彼は民衆から大きな歓迎を受けた。彼はさながら英雄だった。 (他受到了民众的热烈欢迎。他就像是个英雄。) 4.~といったところだ “~といったととろだ”的意思是“可以表达为……”,多与“さながら”“まるで”等副词搭配使用。用于某种比喻或改换一种更通俗的说法时。“~”处一般为名词。 △マグロは、近年、人気が高く、さながら食材の王様といったところだ。 (金枪鱼近年人气高涨,简直就像食材中的王者。) △息子は、父親の前ではとてもおとなしい。まるでヘピににらまれたカエルといったところだ。 (儿子在父亲面前异常温順,就像老鼠见了猫。) ——五重の塔が倒れない秘密は、どうやらこのことに関連しているらしい。 5.どうやら “どうやら”意思是“不太确定但总觉得……”。多用“どうやら~らしい”“どうやら~ようだ”的形式,表示“虽不确定但从某种状况来看可做如此判断”。 △どうやら実験は成功したらしい。 (看来实验似乎成功了。) △消防車のサイレンが鳴っている。どうやら近〈で火事があったようだ。 (消防车的警笛在响个不停,这附近好像发生火灾了。) |
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课文解说2 ——その秘密はこうだ。 6.“こうだ”“これだ” “これだ”“こうだ”是“コ”系列的指示表达,表示将要叙述的内容。“これだ”指名词,“こうだ”指事情。表示多项事情时用“こうだ”。 △わたしがおすすめしたい本は、これです。『標準日本語』です。 (我想推荐的有就是这个《标准日本语》。) △今回、このメニューをなくしますが、その理由はこうです。天候不順で野菜の値段 が高いことと、想定していたほど人気が出なかったことです。 (这次要拿掉这道菜。理由是气候不调导致菜价上涨和没有预想那么受到欢迎。) △彼が言っていることを要約するとこうだ。我々に不可能なことはない。 (如果要简单归纳他说的话,就是这样:对我们来说没有什么是不可能的。) ——なんとも信じがたい話だが、心柱は5つの層どれとも結合しておらず、… 7.~がたい “动词ます形去掉‘ます'+がたい”意思是“难以施行某种动作”。 △長年使っていた万年筆が壊れてしまったが、とても愛着があるので捨てがたい。 (使用多年的钢笔坏掉了,但因为很有感情不舍得扔掉。) △地球温暖化が進行しているのは否定しがたい事実だ。 (全球变暖的加剧是不可否认的事实。) △震災の後の状況は筆舌に尽くしがたい。 (震灾后的状况用笔墨言辞难以表达。) ——5つの層が重なっていることで、地震のエネルギーが下から上へ伝わりにくく、建物がゆっくり揺れるような仕組みになっている。もっとも、大きな地震が起きれば、バランスを崩して塔全体が倒壊するおそれがある。 8.“もっとも”和“ただし” “もっとも”与“ただし”(初级第31课)一样,用于对前述内容补充条件,例外情况及说明等。它不改变整个句子的表达方向,而只是表述局部的例外。与“もっとも”相比,“ただし”稍显正式。“ただし”多用于表示规则、条件等的句子中。 △一般に日本人はご飯が好きです。もっとも、朝食にはパンしか食べないという人もいます。 (一般来说,日本人喜欢吃米饭。不过,也有人早饭只吃面包。) △真夏の公園は意外にも人が多かった。もっとも、そのうちのほとんどは、どこかの会社の営業マンかもしれない。 (盛夏的公园里,人出乎意料地多。不过,其中的大部分也许是些公司的推销员。) △ここは入場が禁止されている。ただし、特別に許可を得た人は入ることができる。 (这里禁止入内。但得到特別许可的人可以进去。) ——なぜなら伝統技術は後世に継承してこそ意味があるからだ。 9.~てこそ “こそ”表示强调“排除其他”的意思(中级第24课)。 △去年はあまりいい成績が上げられなかった。今年こそ頑張りたい。 (去年没能提高成绩。今年一定要好好努力。) 使用“こそ”的表达中,还有“名词+でこそ”的形式。意思是“只有这样才……”,用于肯定后项的内容。 △私たちは、質の高いサーピスでこそ、お客様を満足させることができると信じています。 (我们坚信,只有高质量的服务才能使顾客满意。) △わたしはパイトよりも勉強に専念したいと思います。 (与打工相比,我更想专注于学习。) ——それでこそ大学生だ。(这才是大学生的样子!) “动词で形+こそ”“动词可能形式的て形+こそ”后接正面评价的内容,表示“因做了某事才有意义,多用于讲述常理以且未来的事情等。 △どんなに難しい問題も、自分で考えてこそ意味がある。 (无论多难的题,自己思考オ有意义。) △中国語が話せてこそ、この営業は成功する。 (只有会说汉语,这项业务才会成功。) ——昔の技術と思いきゃ、なんと東京スカイツリーにも応用して使われている技術らしいですね。 10.~と思いきや 以“名前+と思いきゃ”“小句(简体形式)+と思いきゃ”的形式表示“以为但实际上不是”“与预想的相反”的意思。是强调结果太出乎意料的一种惯用表达形式。 △このギターは、年代物と思いきや、実は模造品だった。 (还以为这把吉他是把古董琴呢,没想到原来是山寨的。) △ハワイ旅行に行ってきた人からお土産をもらったので、アメリカ製と思いきゃ日本製だった。 (收到从夏威夷旅行回来的朋友带来的特产,我还以为是美国制造呢,没想到是日本产的。) △その車は曲がる合図をしたので、曲がると思いきや、直進してきた。 (那辆车打出了转向的信号,我还以为他要拐弯呢,没想到直行过来了。) |
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