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去年1年間に全国で起きた盗みや傷害などの刑法犯罪はおよそ148万件と、9年連続で減少し、30年ぶりに150万件を下回ったことが分かりました。 警察庁によりますと、去年1年間に全国で起きた刑法犯罪は148万826件で、前の年に比べて6.6%減って9年連続の減少となり、昭和56年以来、30年ぶりに150万件を下回りました。このうち殺人などの凶悪犯罪はおよそ7000件と、前の年より7.6%減ったほか、詐欺などの知能犯罪が8.1%減って4万件余り、盗みが6.6%減って113万3000件余りとほとんどの種類の犯罪が減少しました。地域別では、東日本大震災の被災地の岩手県、宮城県、福島県の減少率が特に大きく、3県合わせて16%余りの減少となりました。警察庁は、街頭犯罪の取締りや地域での防犯活動の強化に加え、被災地では、交通や通信の手段が途絶えるなど犯罪が起きにくい環境になったことが影響したのではないかとしています。一方で、金融機関を狙った強盗は、件数は前の年より減ったものの被害額は7倍近い2億6500万円に急増したほか、自動車の盗難など前の年より1000件以上増えたケースもあることから、警察庁は、こうした犯罪への対策を重点的に進め、刑法犯罪をさらに減らしたいとしています。 |