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北海道電力泊原子力発電所を抱える泊村の村長選挙が、10日告示され、現職で、停止中の原発の運転再開を求める、牧野浩臣氏が、無投票で2回目の当選を果たしました。 任期満了に伴う北海道泊村の村長選挙は、10日告示され、無所属で現職の牧野氏のほかに届け出がなく、32年ぶりの無投票で、牧野氏の2回目の当選が決まりました。牧野氏は、泊村出身の65歳。村の総務課長や副村長を経て、前回の村長選挙で初当選しました。3基の原発を抱える泊村の村長選挙は、東京電力福島第一原発の事故や北海道電力の「やらせ」問題を受けて、原発との関わり方を見直す候補者の擁立を探る動きも見られましたが、停止中の原発の運転再開を求める牧野氏のほかに候補者は出ず、原発と長年共存してきた村では、原発の議論自体がいまだに難しい現実を浮き彫りにしました。当選した牧野氏は、「国や北海道には、『安全で安心な原発はこうあるべきだ』ということを、広く国民に訴えてもらわなければならないし、われわれもより一層、国などに訴えていく。原発だけでなく、基幹産業である水産業をいかに充実させていくかなど、初心にかえって村づくりを進めなければならないと考えている」と述べました。 |