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天候不順の影響で、キャベツなど葉物の野菜を中心に高値の状態が続いており、小売店や専門家などは、天候によって今月中旬ごろまでは高値が続く可能性があると指摘しています。 野菜の価格動向などを分析する独立行政法人の農畜産業振興機構によりますと、全国的に気温の低い日が続いている影響で、キャベツやホウレンソウといった葉物を中心に野菜の生育が遅れ、市場への出荷量が少ないということです。このため、市場での卸売価格も先月下旬以降高止まりする傾向にあり、東京の市場では、今月7日時点の卸売価格は過去6年のこの時期の平均と比べて、ホウレンソウが2.4倍、レタスが1.8倍、キャベツが1.6倍、ネギが1.5倍となっています。スーパーなど小売店での価格も高止まりの傾向となっており、このうち東京・大田区の青果店では、例年だとこの時期、200円ほどのキャベツの価格が400円前後に高騰しているほか、水菜もおよそ2倍の200円、ほかの葉物野菜でも3割から4割高いものが多いということです。このため青果店では、消費者が買いやすいよう、半分にしたキャベツなど小分けして販売する野菜を増やしているということです。青果店の柿沼道之助社長は「消費者が買いやすいよう、店の利益を押さえていて、我慢のしどころです。2、3週間すれば価格は落ち着くのではないか」と話しています。農畜産業振興機構は「天候次第だが、少なくとも今月中旬ごろまでは出荷量が回復しない可能性があり、価格高騰も続くことになるだろう」と分析しています。 |