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去年のヨーロッパでの新車の販売台数は、前の年に比べて1.7%減少し、4年連続でマイナスとなり、信用不安に揺れるヨーロッパ市場の長期低迷が鮮明になりました。 ヨーロッパ自動車工業界が17日、発表した統計によりますと、去年、EU=ヨーロッパ連合の域内で販売された新車の台数は1311万台余りで、前の年に比べて1.7%の減少となりました。新車販売が前の年を下回ったのは、リーマン・ショックが起きた2008年以降4年連続で、信用不安に揺れるヨーロッパ市場の長期低迷が鮮明になりました。去年の新車販売を国別で見てみますと、EUで最大の市場であるドイツが前の年に比べて8.8%の増加となったほかは、ギリシャがマイナス31%、イタリアはマイナス10.9%、第2の市場であるフランスでもマイナス2.1%と、信用不安で揺れる国々が軒並みマイナスとなっています。メーカー別では、最大のシェアを持つドイツのフォルクスワーゲンが7.5%の増加となりましたが、シェアが高いほかのヨーロッパ車は軒並み減少、日本勢ではシェア9位のトヨタ自動車がマイナス6.4%、シェア10位の日産自動車は13.5%の増加となっています。一方、去年7月に発効したEUと韓国の自由貿易協定の追い風を受けて、韓国の現代自動車は10.4%の増加、起亜自動車は11.2%の増加と売り上げを伸ばしています。 |