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ことし秋のアメリカ大統領選挙に向けた共和党の候補者選びで、穏健派のハンツマン前中国大使は「オバマ大統領に勝てる候補の下で団結すべきときだ」と述べ、候補者選びから撤退し、緒戦で連勝し優位に立っている穏健派のロムニー前マサチューセッツ州知事を支持することを明らかにしました。 ハンツマン氏は、共和党の候補者選びで次の予備選挙が行われるサウスカロライナ州で16日、支持者らを前に演説しました。この中でハンツマン氏は「共和党は、違いを乗り越えてオバマ大統領に勝てる候補者の下に団結すべきときだ。その候補者はロムニー氏だ」と述べ、候補者選びから撤退し、同じ穏健派のロムニー氏を支持する方針を明らかにしました。ハンツマン氏は、西部ユタ州の知事や中国大使を務めた穏健派の実力者で、10日、ニューハンプシャー州で行われた予備選挙では、17%の得票率で3位に食い込んでいました。しかし、全米の世論調査では、支持率が数%に低迷しており、次の予備選挙が行われるサウスカロライナ州でも、最下位と伸び悩んでいました。ハンツマン氏の撤退によって、緒戦で連勝し優位に立っているロムニー氏が穏健派の唯一の候補者として、残る保守派の候補者4人と争うことになり、保守派の分裂が続くなかで、ロムニー氏にさらに追い風になるとの見方も出ています。 |