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アメリカ軍の撤退後、イスラム教シーア派を狙ったテロが相次いでいるイラクで9日、爆弾テロが相次ぎ、これまでに12人が死亡し、宗派対立が深まっています。 イラクの首都バグダッドで、9日、イスラム教シーア派の巡礼者が集まるモスクの近くで道路に止まっていた車が爆発しました。また、ほぼ同じ時間にバグダッド市内のシーア派住民が多く住む地区の市場の近くでも止まっていた車が爆発しました。地元の警察によりますと、2件の爆発で、これまでに12人が死亡、50人以上がけがをしました。イラクでは先月、9年近くにわたって駐留していたアメリカ軍のすべての部隊が撤退して以降、シーア派を狙ったスンニ派によるものとみられる爆弾テロが相次いでいて、5日にはシーア派の巡礼者を狙った複数の爆弾テロで70人以上が死亡しています。こうした事態を受けて、警察ではシーア派住民が多く住む地区などで警備を強化していますが、テロは一向に収まらず、犠牲者の数は今月に入ってから少なくとも90人に上っていて、アメリカ軍の撤退以降、宗派対立が深まっています。 |