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核開発問題を巡って、欧米との対立を深めるイランのアフマディネジャド大統領が、反米路線を掲げる中南米4か国の歴訪を開始し、最初の訪問国ベネズエラで、チャベス大統領と互いの結束をアピールしました。 イランのアフマディネジャド大統領は、中南米4か国の歴訪を開始し、9日、最初の訪問国、ベネズエラの首都カラカスでチャベス大統領に迎えられました。アフマディネジャド大統領は「あなたは、アメリカの帝国主義と闘うチャンピオンだ」とたたえ、チャベス大統領も「世界を支配しようとたくらむアメリカこそが脅威だ」とイランへの強い支持を示すなど、共に反米路線を掲げる両国の結束をアピールしました。核開発を推し進めるイランに対しては、アメリカが、各国がイランの原油を輸入できなくすることをねらった制裁措置を決めたのに続き、EU=ヨーロッパ連合も原油の禁輸措置に向けて調整を進めるなど、欧米諸国のイラン包囲網は強まっています。アフマディネジャド大統領は、このあと、ニカラグアとキューバ、それにエクアドルといずれも反米路線を掲げる国々を訪問する予定で、アメリカの裏庭とも呼ばれる中南米で、こうした国々との結束を確認するとともに、経済関係の強化を図りたいものとみられます。 |