|
天皇陛下は、新年にあたって東日本大震災などに触れ、「皆が被災者に心を寄せつつ、力を合わせ、明日の社会を築くために忍耐強く力を尽くしていくことを期待しています」と述べられました。 天皇ご一家は、健やかに新春を迎えられました。天皇陛下は新年にあたって文書で感想を寄せ、東日本大震災などの災害が相次いだ去年を「誠に心の重い年でした」と振り返られました。そのうえで、「今年は、復興に向けて様々な計画を立て、将来への指針を選択していく年であるとともに、がれきの処理を始めとする多くの困難な業務に取り組まなければならない年になると予想されます。人々の英知が結集されるよう、また業務に携わる人々の作業が安全に行われるよう、願ってやみません」と記されました。そして、「日本は大震災の影響等により現在厳しい状況にありますが、皆が被災者に心を寄せつつ、力を合わせ、明日の社会を築くために忍耐強く力を尽くしていくことを期待しています」と述べられました。天皇皇后両陛下は、震災から1年になる3月11日、国が主催して東京で開かれる犠牲者の追悼式に出席し、天皇陛下がおことばを述べられます。また、5月に宮城県で開かれる国際会議への出席も検討されていて、被災者などを励ます機会が設けられる可能性もあります。11月には「全国豊かな海づくり大会」に出席するため、本土復帰から40年を迎えた沖縄県を訪問されます。皇太子さまは、3月中旬に「水と災害」などをテーマにフランスのマルセイユで開かれる「世界水フォーラム」に出席し、基調講演を行われます。秋篠宮ご夫妻は、去年、震災の影響で開催が見送られた行事に出席するため広島県を訪問するなど、各地に出かけられる予定です。皇居では、2日、新年の一般参賀が行われます。 |