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北朝鮮の核問題を巡るアメリカと北朝鮮の直接協議はスイスのジュネーブで初日の協議が行われ、アメリカのボズワース特別代表は「まだ乗り越えねばならない違いがある」と述べ、ウラン濃縮活動の即時停止など非核化に向けた姿勢を北朝鮮から引き出すよう努める考えを示しました。 核問題を巡るアメリカと北朝鮮の直接協議は、初日の24日、ジュネーブにあるアメリカの国連代表部で3時間半にわたり行われ、双方の代表団はアメリカ側の主催で夕食も共にしました。協議の詳しい内容は明らかになっていませんが、アメリカは北朝鮮に対し、3年近く中断したままの6か国協議を再開させるため、ウラン濃縮活動の即時停止やIAEA=国際原子力機関の査察官の受け入れなど、非核化に向けた姿勢を示すよう重ねて迫ったものとみられます。これに対し、北朝鮮は、前提条件なしに6か国協議を再開すべきだという主張を繰り返したものとみられます。協議のあとアメリカ側の代表を務めるボズワース特別代表は、記者団に対し、「いくつかの点で意見の違いを狭めることができたが、まだ乗り越えねばならない違いがある」と述べ、非核化に向けた姿勢を北朝鮮から引き出すよう努める考えを示しました。一方、北朝鮮の代表を務めるキム・ケグァン第1外務次官は、宿泊先のホテルに戻った際、記者団の問いかけには答えませんでした。米朝の代表団は、25日、北朝鮮の国連代表部に場所を移して協議を続けることにしており、双方が意見の違いをどこまで埋められるか注目されます。 |